わかりやすい、ロジカルな話し方を身につける

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コミュ力の鍛え方:5つのポイントを紹介します!

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一般社団法人コミュニケーションマイスター協会理事/ 元早稲田大学非常勤講師/ CU代表  これまで大手企業や大学などで、ロジカル・コミュニケーション、対人対応、ビジネス英語、ライティング研修などを約5000人に指導してきた。
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ちゃんと鍛えれば、コミュ力は向上できます!

「コミュ力に自信がないからなんとかしたいんです」
「コミュ力ってどう鍛えたらいいんですか」

とよくお悩み相談いただきます。

そうですよね。
コミュ力ってほんとうに人生を左右するほど大事なものです。

なぜなら

・第一印象は2秒で決まり、その後その印象を変えるのは数ヶ月かかる

・人は勝手に好き嫌いで人を判断する

・コミュニケーションの伝わりやすさで、仕事の効率は大きく変わってくる

・人の幸福感は「人とのつながり」で決まる、そのときに核になるのはコミュニケーション力

などなど、特にこれからの時代においては「コミュニケーション力」が全て、とも言えるくらい必要になってきます。

AI化が進んでも、結局人間にしかできないコミュニケーションは残りますから。

そこで、よく相談いただく「コミュ力の鍛え方」その第一歩を具体的にお伝えしましょう。

1 人の話をよく聞く

とにかく「コミュ力に自信がない」という方には、よく聞くことをお勧めしています。

「コミュ力に自信がない」という場合のほとんどは「話すことに自信がない」ということを指しています。
たいてい、そのときには

・会話が続かない
・緊張する
・口下手である
・何から話したらいいのかわからない

などを悩んでいます。

とにかく「何か話さなくては」しかも「相手に面白いと思わせなければ」と考えています。

いえ、正確には思い込んでいるのです。

正直、いつもそんなふう話題が豊富で、面白い人などというのは稀です。
そんな人はプロです。

ですから、この思い込みを捨て、「話す」のに自信がなければ「聞く」ことを一生懸命にしましょう。

コミュ力とは「話して、聞くこと」ですから。そして聞き上手は好かれます

なぜなら、よく聞いてくれている、と感じさせるとは、私のことをちゃんと受け止めてくれている、ということ。

つまり、そこに親しみとか、信頼が生まれるのです。

ですから、話すことだけにこだわらず、聞くことから始めてみましょう。

そうすれば、かなり心理的ハードルが下がります。

2 いい挨拶をする

コミュ力を鍛える、スモールステップの2は「挨拶」です。

これは本当にコミュニケーションの基本のき、です。

「おはようございます」
「こんにちは」
「お疲れ様です」
「お世話になります」
あとはあいさつではないですが

「ありがとうございます」なども、超いい感じでやってみるといいですね。

超いい感じとは・・・

笑顔
大きな声

これだけでOK!です。

会話、ではないのでこれもハードルは下がります。

そして・・・・
ここはポイントなのですが、挨拶を超いい感じでやっている人がなかなかいない。

だからいい感じでやれば、勝てます!

「ああ、なんか○○さん、いつもいい感じ」という印象を必ず持たれます。

本当に、いい挨拶をする人は希少です。

ほとんどいません。

特に男性は壊滅状態です。

ですから、ホンの1秒の挨拶で勝てるのです。

また、コミュ力に自信がない人は「挨拶のタイミングがわからない」という人もいます。

その場合「目があったら言う」と覚えておきましょう。

さらに、それも苦手という人もいます。

そこはあえて「鍛える」わけですから、自ら行いましょう。

100回やれば絶対慣れます。

まずは

笑顔
大きな声

そして、目があったら挨拶です!

3 姿勢や反応で意欲を示す

そもそも、コミュニケーションを取りたくなる人とはどのような人でしょうか。

それは
コミュニケーションを取りたい!というやる気を感じる人 ですよね。

では、そのコミュニケーションへのやる気、意欲は何で感じるのか。
それは、会話中の姿勢や反応からです。

もし、会話中にあなたの目の前で、何を言っても「・・・・・」という反応で、表情も変わらず、ドカッと椅子に背をもたらせて座っている人がいたらどうでしょうか?

話す気になりますか?

そして、逆もしかり、あなたもそうしてませんか?

もし、心当たりあるのであれば、もしかしたら「相手に会話を続ける気を萎えさせている」かもしれません。

人間は、まず感覚で「この人は好きか嫌いか」「信じられるか、信じられないか」を決めます。
その「感覚段階」で気持ちを萎えさせる人と会話を続けていくのは難しいでしょう。

ですから、会話へのやる気を見せましょう。

反応よく、「うん、うん」とうなづく。
そして
「そうですね」
「なるほど」
「そうですか」
という相づちを打つ。

また、椅子の座り方は、背をもたれず、やや前のめりかな?くらいがいいかと思います。

やはり、会話は
「聞きたい、聞きたい」
「わかります!」と共感を示されると弾むものですよね。

ぜひ、このあたりも振り返ってみてしっかり反応を示すようにしていきましょう。

4 ロジカルに話す

これは、コミュ力に自信がない人で、特に人見知りの人にはお勧めです。

「わかりやすく、ロジカルに話す」ということをまずは目指す、ことです。
こういうと、難しそうと思われがちですが、違います。

ロジカルに話す方法は、
楽しく話す
とか
会話を続ける
とか
より簡単です。

なぜなら、ロジカルに話す方法はカンなどに頼らず、やり方があるからです。

それは話を整理してから話す、というやり方です。

詳しくは、過去のブログ記事を紹介します。
やり方も紹介しています。

たった3つのコツで「ロジカルな話し方」ができる!

ロジカル・コミュニケーションが思考力を高める理由とは・・・

このように、方法論があるのでこれに従って話していけば、誰でも「わかりやすい、ロジカルな話し方」ができるようになります。

これは話の趣旨を明快にして話す、という方法ですので「何を話そう?」と迷うことがありません。焦ることもありません。

ですから、できるようになるとコミュ力に自信が持てるようになります。

そこから、口下手だったり、人見知りなどを少しずつ克服できるようになってくるのです。

まずは、ロジカルな話を目標にすることはお勧めです。

5 自己評価を下げない

コミュ力鍛え方、最後は必要以上に「自己卑下」しないことです。

物事ができるか、できないかは9割以上メンタルの問題です。

コミュ力などはまさにそうです。

私から見ると、多くの人がコミュ力がないと思い込んでいるところがあります。

「私、コミュ力ないんで、コミュ障なんで・・・」
*コミュニケーション障害に全く差別意識はございません。

とよく言う人がいますが、全然そんなことはなく、私とも普通に話せます。

そんな時思うのは「自分でそう思い込んでしまって、もったいないな」です。

そうなのです。

自分で決めてしまっているんですね。

そして、自分で決めた行動をとってしまっている。
できることもできなくしてしまっている。

ですから、ぜひ、必要以上に自己評価を下げないようにしましょう。

もし、人見知りだったとしたら、上にあげた方法で少しずつ克服していけばいいだけです。

また、人見知りとかコミュ力に自信がないことも、ある一面でしかないので、気にしすぎないことです。

例えば「走るの遅い」ということで落ち込む人は、特別な場合を除いてあまりいないと思います。

あと、「料理が苦手」とかも。

走るとか料理は苦手でも気にならないのに、コミュニケーションは落ち込むのはなぜでしょうか?

しかし、コミュニケーションは得意に越したことはありません。

一歩一歩、少しずつでいいので階段を登っていきましょう。

そのための5つのヒント、参考にしてみてください。

 

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一般社団法人コミュニケーションマイスター協会理事/ 元早稲田大学非常勤講師/ CU代表  これまで大手企業や大学などで、ロジカル・コミュニケーション、対人対応、ビジネス英語、ライティング研修などを約5000人に指導してきた。
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