わかりやすい、ロジカルな話し方を身につける

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ロジカルコミュニケーションで得られる10個のメリット

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一般社団法人コミュニケーションマイスター協会理事/ 元早稲田大学非常勤講師/ CU代表  これまで大手企業や大学などで、ロジカル・コミュニケーション、対人対応、ビジネス英語、ライティング研修などを約5000人に指導してきた。
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ロジカル・コミュニケーションってどれだけ得か?

「話している途中から、自分でも何について話しているのか、わからなくなってきてしまう・・」

「気付くとあちこち話が飛んで、相手と会話が噛み合わない」

そんなとき「ああ、理路整然と話ができたら・・・」と思ってしまいますよね。

そんな理路整然とした話し方=ロジカルな話し方がしたいものです。

そこで、

「ロジカルコミュニケーション=ロジカルな話し方ができると、仕事で、そして人生でどれだけメリットを得られるのか?」を挙げてみました。

まずはロジカルコミュニケーションの定義ですが、日本語に訳すと「論理的な話し方」となるのですが、もっと具体的なことでいうと「明快でわかりやすい話し方」となるでしょう。

そんなふうに話せるようになってみたいですよね。

そして、これが実際できるようになるとどのようなメリットがあるのか、これも具体的に考えてみました。

以下列挙してみます。

1 簡単に話をまとめられる

これは、特に仕事の場面ではとても大事ですよね。
長々と話を続けて要領を得ない話というのは、ものすごい時間のロスになります。

とても生産性が低くなりますね。

そもそも、話をまとめられるというのは、頭の中が整理されている状態ということ。
それは「ロジカルな話し方」の必要条件です。

2 相手に正確に伝え、理解してもらえる
これもコミュニケーションにおいてはすごく大事ですね。

情報伝達という意味でも「正確に伝える」というのは大事ですが、それ以上に

「相手に理解してもらえた」というのはコミュニケーションで喜び。
まさにコミュニケーションの醍醐味といってもいいと思います。

そこでも「ロジカル」というのはとても役立ちます。

「好き嫌い」ということで相手のことを「理解できる」「理解できない」というのは仕方のないことです。
しかし、「わかりやすさ」で「理解できる」「理解できない」が決まるのならぜひ、「わかりやすさ」を身につけて「理解してもらった」方が得です。

そういう意味でも「わかりやすさ」「ロジカルな話し方」ができるようになりたいですね。

3 会話がスムーズに続けられる

いちいち会話の途中で
「この人何を言いたいのだろう??」と相手に思わせてしまっては、会話が滞ってしまいます。

また、その「??」の状態が続くと終いにはイライラしてしまうこともあります。

スムーズな会話、ということを考えたらもしかしたら「ロジカルな、わかりやすい話し方」は会話のマナーであるかもしれません。

スムーズな会話は円滑な人間関係にもつながることですから、そんな会話マナーとしての「ロジカルコミュニケーション」をマナーのように身につけたいものです。

4 コミュニケーションに自信が持てるようになる
会話がスムーズに続けられることや相手に理解してもらえる、、そんなふうにコミュニケーションが上手くいくと「自分に自信が持てる」ようになります。

これはとても大事。

人が自信を無くすのは、案外コミュニケーションの問題から来ていることも多いのです。

特に、「あがり症」そして「口下手」などいう悩みは「会話が滞る」ということからきていることが多かったりします。

そして、「会話がスムーズに続いた時」や「相手の反応が多かった時」などに案外簡単に自信を取り戻せたりもできるのです。

そういう意味でも、まずは「ロジカルなわかりやすい話」で会話がちょっとでも続く、というような小さな達成感を積み重ねていくことが大切です。

それが「自信」への第一歩といえるでしょう。

5 頭が良く見える → モテる・・・かもしれない?!

実際、頭がいいのかどうかは、なかなかわからないものです。
でも、短い会話の中から「頭が良さそう」な印象を与えることはできるものです。

それはやはり「明快なわかりやすい話」でしょう。

少なくともダラダラと要領を得ない話は「頭がいい」という印象は与えられない。

しかも、1で挙げた「簡潔に話をまとめる」などということができたら、それは「ああ、明瞭で頭脳明晰だな」と感じさせられます。

「わかりやすい話し方」は「印象」という点でもお得なのです。

6 説得力のある話し方になる

これはわかりますよね。

「わかりやすい、明快な話し方」で話されると「ああ、なるほど」と思うものです。
別に相手を説得しようと思わなくとも、相手は勝手に納得してしまうのです。

逆に「論理的ではない話し方」で説得しようとすると、強引でしかありません。

感情的な押し付けにしかならず、相手は受け入れがたいものです。

相手が感情的にならずに、心から納得できるようにするためには「わかりやすい、論理的な話し方」は不可欠です。

7 相手から信頼を得られる

相手が納得する、ということはつまり信頼を得られる、ということです。

まぁ、もちろん信頼は「わかりやすい話」だけでなく、その後ちゃんと言ったことを実行するかで決まってくるのですが、ただ、その前提として「信用してみよう」と思わせる材料として「わかりやすい話」は有効です。

その前提もクリアできなかったら、残念ながら「信用してみよう」という気さえ起こりませんから。

まずは、「わかりやすい話、論理的な話」でスタートを切りましょう。

8  交渉がうまくいく

相手が納得することで、交渉はうまくいきます。
反対に
相手を説得するのは、ちょっと無理があり、相手にとってやや強引さを感じさせてしまう。

だから
「ああ、納得だな」と思ってもらい、そこから交渉していくことがベストだと思います。

そのための「論理的な話し方」なのですよね。

決して、相手を打ち負かすものではありません。

交渉時の相手の納得は、「論理的な話し方」から始まります。

9  プレゼンがうまくいく

これはもう、わかりますよね。

プレゼンで「わかりやすい話」でなかったら、そもそも聞く気がしないです。

特に大人数に発表する場合には、「わかりやすく、論理的な話」は必要ですね。

それによって、聞き手の人たちを引きつけることができます。

どんなに内容が良くても「伝わらなければ」意味がないのです。

10 話のポイントを整理できる

これは、「わかりやすい話し方」の前提になるものと言えるでしょう。

そして、これができれば相手にとって「わかりやすい」だけでなく、自分自身も迷うことなく話すことができます。

整理したポイントだけを話せばいいからです。

「これだけ話せばいい」と話の方向性が決まり、固まってくると自信を持って話すことができます。
そして、慌てることもありません。

話し方も変わってくるのです。

 

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一般社団法人コミュニケーションマイスター協会理事/ 元早稲田大学非常勤講師/ CU代表  これまで大手企業や大学などで、ロジカル・コミュニケーション、対人対応、ビジネス英語、ライティング研修などを約5000人に指導してきた。
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